Xboxの最新ゲーム機の廉価版に当たる「Xbox Series S」。
私が購入してから約2年程経ちますが、現在でもフル稼働しております。
本当に快適で最高のゲーム機だと思いますので、実際に使用して感じたメリットなどを紹介していきたいと思います!
スペック
Xbox Series X | Xbox Series S(白) | Xbox Series S(黒) | |
ストレージ | 1TB | 512GB | 1TB |
フレームレート | 最大120FPS | 最大120FPS | 最大120FPS |
DirectX レイトレーシング | 対応 | 対応 | 対応 |
プロセッサ | 12.15TFLOPS | 4TFLOPS | 4TFLOPS |
解像度 | 4K | 1440p | 1440p |
光学ドライブ | 4K UHD ブルーレイ ドライブ | なし | なし |
参考価格 | ¥59,978(税込) | ¥37,978(税込) | ¥44,578(税込) |
分かりやすく主なスペック内容だけ表記しました。
ストレージ容量や、処理性能、解像度、ドライブの有無などの違いはあります。
しかし両方とも、最大フレームレートは120FPS、レイトレーシング対応などゲーム性能ではそこまで違いは無いように思います。
ちなみに、Amazon Prime やNetflix、Youtubeなどのアプリも入れる事ができるのでゲーミングモニターをテレビ替わりに使う事もできます。これ超重要。
実際の使用感
小さくて省スペース
「Xbox Series X」は縦長の形をしており、ラックなどに入らないケースもあると思います。
その点「Xbox Series S」はティッシュの箱より一回り大きい程度なので置き場所に困ることがほとんどありません。
「Xbox Series X」も横置きは可能ですが、排熱の効率を考えるとやはり縦置きが推奨されるので、そういう点でも「Xbox Series S」のほうが使い勝手が良いなーと感じます。
爆速ロード
めちゃくちゃ早いです。
本当にロード時間が早くて、昔のゲームなどをプレイするとロード中の説明文を読む暇がありません。
ゲーミングPCも持っていますが、それよりも確実に早いですね。ゲーム界の革命だと思います。
「Xbox Series X」や「PS5」のロード時間と比べるとどうなのかは分からないですが、差があったとしても誤差の範囲だと思われます。
電池式コントローラー
個人的にコントローラーはPS4やPS5などの充電式の場合、コードを付けたり外したりするのが面倒で最終的に付けっぱなしになるんですよね。
それが電池式の場合、電池が切れても交換するだけでいいのでずっとワイヤレスで使用する事が可能となります。
他にも、電池式のコントローラーは内蔵バッテリーの物よりバッテリーの持ち時間がはるかに長いです。
比較として、PS5のコントローラーのバッテリーは1560mAh、PS4は1000mAh ですが、単三アルカリ乾電池は1本平均約2000mAhです(メーカーによってばらつきがある)。
PS4 | PS5 | アルカリ乾電池 | エネループ | エネループプロ | |
バッテリー容量 | 1000mAh | 1560mAh | 約2000mAh | 1900mAh | 2500mAh |
私も使用している”エネループ スタンダードモデル”は1本1900mAhなので、2本で3800mAhになります。”エネループ プロ”なら2本で5000mAhです。内蔵バッテリーの物より2~5倍ほどの容量になるのでかなり長持ちします。
プレイするタイトルや頻度によって持ち具合は変わるので正確な時間は分かりませんが、20~30時間は連続使用できている感覚です。1週間くらいは余裕ですね。
電池式のコントローラーがここまで便利で快適だとは買う前は全く想像してませんでした。
1440p(WQHD)、4Kアップスケール対応
意外と知られていないのですが、「Xbox Series S」は4Kのアップスケールに対応しているので4Kモニターに表示する事も可能です。
ただし本物の4Kと比べるとぼやけるようで、1440pで表示したほうが綺麗に映るようです。
FHD < 4Kアップスケール < WQHD
という感じで考えた方が良さそうですね。
私の場合は、WQHDで32インチのモニターに映していますが、フレームレートも安定していますし、フォートナイトだと120FPS出ています。
WQHDで最大のパフォーマンスを発揮できる程度のパワーはあるみたいです。
静音性が高い
“静音性が高い” と書きましたが、実際は高いなんてものじゃなく無音に近いです。
本体に直接耳を当てて、自分からファンの回転音を聴きにいかないと聴こえないです。
どうやら、ファンの回転音が人間に聞こえにくい周波数になるように設計されているようで、心配になるくらい静かです。しかし、しっかりファンは回転していますし、排熱も出来ているので本当に凄い技術だと感心しますね。
PS4の頃はファンの音がうるさくてゲーム音が聞こえない事が多々ありましたが、Xbox Series X/S ではそのような事もありません。
この静音性の高さだけでも買う価値があると思います。
クイックレジューム
ゲームを中断しても途中からすぐにプレイできる機能です。スリープ機能の上位版というところでしょうか。
なにが凄いのかというと、中断したまま他のゲームをプレイできるところですね。複数のゲームを一瞬で切り替える事ができます。
まぁ実際は複数のゲームを切り替える機会はあまり無いのですが、その復帰の速さが魅力でXbox本体の電源を入れてから15秒くらいでゲーム内まで戻れます。RPGなどプレイしている時は結構便利です。
しかもクイックレジュームは自動で機能してくれるので、スタンバイ状態にしたり特別な操作は必要がありません。便利ですね。
Xbox Game Pass
やはりこれはかかせません。
私の場合、ほぼほぼゲームパス専用機として使用しています。
ゲームパスの魅力についてはこちら↓で詳しく解説してますので良かったら見てください。
ストレージは少ない
唯一の欠点はストレージが512Gしかないところですね。
ここから更にシステムがインストールされているので、ゲームが保存できる容量はもっと少ないです。
実際に確認したところ364Gしか使える容量がありませんでした。
ですが、「Xbox Series S」はXに比べてゲームの容量が少なくて済む(4KグラフィックのデータなどはSでは使用しないのでダウンロードされない)ので思ったよりもゲームを入れる事が可能です。
まぁそれでも心もとない容量ですけどね。
値は張りますが、別売りのストレージで拡張増設するのもアリですね。
※追記
Xbox Series Sにストレージが強化された1TBのモデルが発売されました!
唯一の弱点だったストレージの問題が解消されたので、沢山ゲームをインストールして遊ぶ事ができます!
まとめ
実際に使用してみて3万円で買えるゲーム機とは思えない性能をしています。
ゲームパスとセットという感じもありますが、いきなり数百のゲームがプレイ出来るようになるのでゲーム人生が変わってしまいます。
PS5やNintendo Switchなども良いですが、コスパを考えるとXbox Series S の圧勝だと思います。(Switchは独自コンテンツが強いので単純な比較はできませんが・・・)
Xbox Series の廉価版という立ち位置ですが、性能は全く廉価版ではないのでコスパに優れたオススメのゲーム機だと思います。
Xboxプレイヤーもっと増えろー!