はいどうもー。
今回は『SDガンダム バトルアライアンス』のレビューをしていきいたいと思います。
発売当初はゲームバランスが酷く酷評されていたみたいですが、アプデ後は普通に遊べるレベルに仕上がっていると思います。
プレイ環境はPCで、「Xbox Game Pass Ultimate」でプレイしております。
それでは行きましょうー。
基本情報
タイトル | SD GUNDAM BATTLE ALLIANCE SD ガンダム バトルアライアンス |
ジャンル | アクション |
発売日 | 2022年8月25日 |
開発元 | アートディンク |
パブリッシャー | バンダイナムコエンターテインメント |
プラットフォーム | PlayStation 4 PlayStation 5 Xbox One Xbox Series X|S Nintendo Switch PC |
クリア時間 | 約14時間 |
どんなゲーム?
3等身ほどのサイズのガンダム「SDガンダム」が多数登場するアクションゲーム。
3機1小隊として行動し、プレイヤーはその内の1機(小隊長)として出撃する。なお主人公は、顔無し名無しの何者でもないプレイヤー次第の無個性キャラ。
ゲーム内容は「スーパーロボット大戦」のようなもしもストーリーに、「ガンダム無双」や「ガンダムブレイカー」のようなフィールドを動き回り敵を撃破していくアクションゲームとなっている。
ガンダムなどの機体を使用するには、シリーズお馴染みの設計図を集めて機体を開発していくシステム。強力な期待ほど設計図の必要数が多くなります。
プレイヤースキルや、機体の強化パーツなどが用意されており、自分のプレイスタイルに合わせてカスタマイズする事が可能。
「鉄血のオルフェンズ」、「機動戦士ガンダムSEED」、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」、「機動戦士00」などから参戦している機体が多く、「宇宙世紀シリーズ」やそれ以外の作品からは主人公機とライバル機のみという形が多い。
評価
良かった点
お手軽なガンダム追体験
難しい操作は殆ど無く、1ステージ5~15分程でクリア出来るので、サクサク進めて行く事が出来る。
ガンダムのストーリーを知っている方なら「あのシーンだ!」と盛り上がる場面もアリ。
各作品の主要機体はおおむね網羅
主人公きやライバル機は大体参戦しており、オルフェンズやSEED、00などからは参戦機体が多く、特定のシリーズファンなら楽しめる内容になっている。
アプデによるバランス調整
発売当初はゲームバランスが酷く酷評されていたようですが、筆者がプレイしたアプデ後の環境では普通に遊べる程度には改善されていました。
悪かった点
高火力・高耐久・スーパーアーマー
ストーリーの終盤に近付くにつれて、ボス級の敵機体が軒並み高火力・高耐久・スーパーアーマーの状態になります。
敵の攻撃を見極めて攻撃を入れる、狩りゲーのようなゲーム性では無いので、基本的に肉を切らせて骨を断つ戦術になってきます。
回復が切れたらオシマイです。
視界が悪い
狩りゲーのようなゲーム性では無いと言いましたが、敵の攻撃をガードや回避することは一応可能です。
しかし、味方僚機が視界を遮ったり、敵味方の攻撃エフェクトで敵のモーションが見えなくなるので回避行動が非常に難しいです。というかムリ。
誰も得をしないストーリー
このゲームはどこをターゲットにしているのでしょうか?
ガンダムファンにとって、この ifストーリーは関心が無いでしょうし、ガンダムを知らない人には全く付いていけない内容となっています。
筆者自身、途中からほとんど飛ばしてました。
機体開発の設計図システム
毎度毎度、ガンダムゲームは沢山の設計図を集めさせすぎです。
序盤の機体や脇役機体は同じステージを1~3週すれば開発出来ますが、終盤の機体となると10週以上必要になる場合もあります。
ガンダムを動かすのが醍醐味のゲームであるのにもかかわらず、使用するまでのハードルが高すぎて断念する人が多いと思います。
まとめ
アップデートにより遊びやすくなってはいるものの、ゲーム内容のクオリティがそもそも低いので、評価が低いのは妥当かなと思いました。
しかし、ゲームのコンセプト自体は悪くないと思います。
もっと狩りゲーのゲーム性にしていけば、ニュータイプ気分も味わえるでしょうし面白いんじゃないかなぁと。
この作品自体は無双ゲーに近いですが、バランス調整を初めとして中途半端に終わってしまっている印象でした。