はいどうもー。
発売以降多くの人に愛され、数年前の調査ではプロゲーマーの使用率がNo.1だったという信頼と実績のあるゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud Ⅱ」のレビューを今さらながらしていこうと思います!
主な仕様
マイク | ドライバ寸法:6.0×5mm 単一指向性 インピーダンス:2.2kΩ 感度:-39±3db |
ヘッドホン | ドライバ直径:53 mm インピーダンス:60Ω 感度:98±3dB 周波数帯:15Hz-25000Hz |
ケーブル長 | 本体1.1m(編込み)、コントローラ2m(編込み) |
接続方式 | 3.5mm(4極・本体)、USB(コントローラ) |
重量 | 320g(マイク、ケーブルを含む) |
付属品 | ベロア素材イヤーカップx2 USBフルオーディオコントロールボックス(3.5mm4極→USB) 機内用アダプタ(3.5mm4極→機内用端子) キャリングポーチ |
保証 | 2年保証 |
特徴
ゲーミングヘッドセットの定番中の定番。新しい製品が続々と登場する中、未だ根強い人気のある「HyperX Cloud 2」。
シンプルな構造ながら洗練された性能で、多くのプロも使用しているという点から、音質への評価が非常に高いように思えます。
外観
見た目は非常にシンプル。ヘッドバンドの刻印がカッコイイですね。
ヘッドバンド部分は100%形状記憶ヘッドバンドおよびレザーレットクッションになっています。取り換えは難しそうです。
イヤーカップはソフトレザー。スペアにベロア素材が用意されているので好みに合わせて交換できます。
アーム部分は伸縮可能。やっぱりロゴがかっこいい。
多機能USBオーディオコントロールボックス
オーディオやマイク音量の調整、7.1バーチャルサラウンドサウンドへの切り替えなどが手元で可能になるUSBオーディオコントロールボックス。
ケーブル長が2mと長いので様々なシーンに対応できそうです。
7.1バーチャルサラウンドサウンドへ、PCを介さずボタン一つで切り替えられるのは他のヘッドセットではあまりない機能なので非常に便利です。
着脱可能なマイク
ボイスチャットなどで使用するマイクは脱着式となっており、使用しない場合は取り外してヘッドフォンとして使用する事が可能です。
マイクには風防が付いており、ポップノイズなどが入りにくいようになっています。
USBオーディオコントロールボックスを使えば、ノイズキャンセリング、AGC機能、エコーキャンセリングなどの機能が使用できます。
私はUSBオーディオコントロールボックスを使用せず3.5mmジャックをそのまま刺して使用していますが、直差しだから音質が悪いというような事はありません。
7.1バーチャルサラウンドサウンド
ボタン一つで立体感のある音に早変わり。
プラグアンドプレイで特別なソフトは必要無し。つまりコンソールでも使用する事が出来ます。
お手軽にバーチャルサラウンド体験が出来る製品はあまりないのでありがたい機能ですね。
実際の使用感
密閉型のヘッドフォンで耳にすっぽり覆いかぶさるので遮音性が高く、側圧は若干強いように思います。人によっては蒸れが気になったり、耳の周りが痛くなるかもしれません。
私の場合は、痛みは無いですが蒸れが気になりました。ただし蒸れに関してはイヤーパッドをベロアにする事で緩和できるかと思います。
音質は独特のチューニングがしてある印象で、ゲーミングヘッドセットらしく足音が聞き取りやすい調整になっていると思います。しかし、音楽を聴く分にはバランスが悪いのでゲーム用と割り切った方が良さそうです。
マイクの音質も良好で、この価格帯で風防が付いてる製品は他では見当たらないので嬉しいですね。
USBオーディオコントロールボックスを使用しない場合、本体のケーブル長が1.1mと短いの不便です。編み込みケーブルなので断線の心配は少なそうですが、この長さだと引っかかる事もあるのでもう少し余裕が欲しかったです。
7.1バーチャルサラウンドサウンドはボタン一つで切り替えられて面白いですが、定位感が分かりにくくなってしまうので実用性は低いと思います。
まとめ
この価格帯としてはほぼ不満の無い素晴らしい品質の製品だと思います。
イヤーパッドはもちろん、マイクも脱着式なので交換出来るのもポイントですね。
コードも編み込み式で断線の可能性は低いですし、本体の耐久性はかなり高く長期間での使用が期待できそうです。
多くのプロゲーマーが使用しているので、とりあえずコレを選んでおけば間違い無いでしょう。
コスパも非常に高いので、初心者から上級者まで幅広い方にオススメできる製品です!