【Immortals Fenyx Rising レビュー】ギリシャ神話をモチーフにしたゼルダ風オープンワールドアクション!

GAME

はいどうもー。

年末に何気なく始めた『Immortals Fenyx Rising』が思いのほか楽しかったのでレビューしていきたいと思います!

今回もXbox Game Passでのプレイです。

基本情報

タイトルImmortals Fenyx Rising
イモータルズフィニクスライジング
ジャンルアクションRPG
発売日2020.12.3
開発元Ubisoft
プラットフォームPlayStation 4
PlayStation 5
Xbox One
Xbox Series X/S
Nintendo Switch
PC
プレイ時間約40時間

どんなゲーム?

ギリシャ神話の神々が登場するゼルダ風のアクションゲーム。

主人公のフィニクスを操作して悪の邪心を倒すというシンプルなストーリー。

パッケージなどはデフォルトの女性キャラクターが描かれていますが、キャラクタークリエイトで性別から変更することが可能です。

ですがプリセットから選択するだけなので、そこまで自由度はありません。

戦闘アクションは自由度が高く、ゼルダを彷彿とさせる作りになっています。

剣や斧による近接攻撃、弓による遠距離攻撃、アビリティを使った必殺技、ガードや回避やパリィなどの防御など。各アクションを自由に組みあわあせて攻略していく事になります。

キャラクターを強化する事で使用できるアクションが増えていく為、自分のプレイスタイルに合わせて育成する事ができます。

壁を登ったりもできます。

ワールドの各地にパズルのようなギミックを解いていくダンジョンやミニゲームがいくつも存在します。

これらをクリアすると装備や強化アイテムを入手する事ができます。

このギミックの難易度が絶妙で種類も様々あるので、やり込み要素としても丁度良くやりごたえがあります。

タイムアタックのようなギミック。

射撃のギミック。

物を運んだり。

中にはボス戦なども・・・。

装備もいくつか種類があり、見た目や性能も変わります。

種類は多くは無いですが、無理なくコンプを目指せるくらいの丁度良いボリュームだと感じました。

良かった点

ゼルダライクな自由なアクションと豊富なギミック

おそらくUbisoftはゼルダの伝説をもの凄く意識して製作したと思われます。(笑)

それくらい戦闘からパズル要素のギミックなど、ゼルダの雰囲気を随所で感じられます。

そのかいもあってかアクションやギミックの作りなどの完成度も高く、オープンワールドのゲームとしても十分満足できるクオリティとなっています。

適度なボリューム

オープンワールドのゲームはクリアするだけでも60~100時間くらいかかるゲームが多い中、クリアするだけなら25時間程度、やり込んでも50~60時間程度でクリアする事が出来ます。

ボリュームへの評価は人それぞれだと思いますが、クリアまでダレずに進められる適度なボリュームだったと思います。

悪かった点

探索する楽しみが薄い

このゲームは千里眼という機能を使用して、お宝の場所やダンジョンの場所などあらかじめ特定する事が可能です。

なのでお宝があるとわかってる状態から探索を始める為、見つけた時の感動はあまりありません。

さらにお宝の中身も一部の装備品以外は、着せ替え用のスキンと強化する為の経験値のみなので宝箱を開けるワクワク感がありません。

自由度は高いものの探索する楽しみは薄いと感じました。

盛り上がらないストーリー

ギリシャ神話という題材が少し難しくゲーム内容と合わなかったと思います。

というのもギリシャ神話の内容を全員が知ってるような前提で話が進むので、そこまで詳しくない人からすると置いてけぼりになってしまいます。

キャラクター同士の掛け合いなども洋ゲー特有のノリで下品な表現などもあるので日本人にはとっつき辛いと感じました。

まとめ

RPG視点で見ると、探索する楽しみが薄かったりストーリーが入ってこない感じがありますが、アクションゲームとして見ると自由度が高く、ギミックを解く楽しみがクリアまで続いたので非常に楽しめました。

ストーリーが良ければもっと評価されていたでしょうし続編も期待出来たと思うので、少し勿体ないと感じました。