はいどうもー。
今回は「二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム All In One Edition」をプレイしてきましたー。
オリジナル版は数年前に発売していますが、Xbox版が2023年3月21日に発売されてDay1でXbox Game Pass入りしました。
「All in one Edition」はDLCが全て入ったバージョンでボリュームがあり、前作とはガラッと変わったシステムで面白かったです!
基本情報
タイトル | 二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2018年3月23日 |
開発元 | レベルファイブ |
パブリッシャー | バンダイナムコエンターテインメント |
プラットフォーム | PlayStation 4 Xbox One Xbox Series X|S Nintendo Switch PC |
クリア時間 | 35時間 |
どんなゲーム
前作「二ノ国 白き聖灰の女王」の世界観を引き継いだ続編。
続編と言っても話の繋がりなどは無く、世界観のみ共有されています。
スタジオジブリのような世界観やキャラクターなどは前作同様、戦闘アクションやその他のシステムが全く新しくなっており、アクションRPG寄りのゲームに。
シンボルエンカウント方式を採用しており、シンボルに接触すると戦闘画面へ切り替わる。
戦闘に参加できるのは最大3人。その内の1人をプレイヤーが操作。
前作ではコマンドバトルという印象が強かったですが、今作は完全にアクションバトル。
近接攻撃、遠隔攻撃、ジャンプ、ガード、回避、魔法や技、といったアクションを組み合わせてフィールドを自由に動き回り敵を攻略していきます。
雑魚敵などは攻撃ボタンを連打でも倒せますが、強敵などは攻撃を回避する事も重要になってくる為、戦術的な立ち回りが要求されます。
そして今作の目玉要素のひとつである「進軍バトル」。
4つの部隊を編成して、指揮官として部隊を操作して勝利に導くミニゲーム。
実際にプレイするか動画を見ないと内容は把握できないと思います。(笑)
簡単ではあるものの、ストーリー上強制的にプレイする場面が出てくる為、ある程度やり込む必要があります。
もうひとつの目玉要素である「キングダムモード」。
国を発展させるモードで「シムシティ」というゲームを超簡単にした感じでしょうか。(たぶん違う)
ドラクエ7の移民の国のような感じで、世界中から国民をスカウトして、その国民に仕事を割り振って国を大きくしていく流れになります。
開発できる施設には、武器や防具やアイテムの店、ゲームを快適に(移動速度アップなど)してくれる施設、素材を自動で集めてくれる施設など様々です。
こちらもストーリー上必ず遊ぶ必要があり、戦闘を有利に進める上でも必要不可欠なモードとなります。
みんな大好き、サブクエストも大量に用意されているのでご安心を。
サブクエストは完全なお使いクエスト。「キングダムモード」で使用できる人材がクエスト報酬にあり、ほぼほぼ人材集めが目的となってきます。
クエスト目標などはマップ上に表示されますし、ファストトラベルも使えるので、そこまで手間はかからない感じです。
評価
ジブリの雰囲気
RPGとしてみると王道中の王道なのですが、キャラクターデザインや世界の雰囲気などは1を引き継いでいる為やはり素晴らしい物があります。
この要素だけでも、このゲームには価値があります。
しかし、1の時ほど世界観を活かしたストーリーとは言い難い内容だったかなぁと思います。
一ノ国と二ノ国の関係性は1で出しきった感があり、これ以上広げるのは難しかったのかもしれません。
豪華声優陣
今作も前作同様に豪華声優陣を迎えているのですが、フルボイスでない為あまり活かせてないように思います。
特に会話のシーンでは「へぇー」やら「ええっ!?」などのリアクションのボイスのみで、せっかくの声優陣が無駄になっている気がしました。
謎のムービーシーン
個人的にムービーシーンの内容が酷いと感じました。
重要なシーンを会話送りにしておき、どうでもいいシーンをムービーにしています。
さらにムービーシーンはとても短く、開発予算が前作よりも減らされたのかなぁー…とゲーム中に感じてしまうほど。
会話も自動送りではない為、いちいちポチポチとボタンを押すのが面倒でした。
まとめ
評価は少し厳しめとなりましたが、1作目の「二ノ国 白き聖灰の女王」が偉大すぎたのが原因だと思います。
「二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム」単体で見れば、素晴らしい世界観を受け継いでおり、様々なゲームシステムを導入していて面白いゲームでした。
ただ、世界観を引き継いでおきながら1作目ほど活かせてないので、それであれば続編にする必要は無かったのかなぁと。。。
個人的にⅡは良作ですが、世界観とストーリー的に限界が見えてしまったので、二ノ国の新作はもう出ないんじゃないかと感じております。